無責任!

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おはようございます、Rinneの母です。

昨日のニュースに《犬221匹飼育で動物愛護法違反》という記事がありました。また多頭飼育崩壊です。

今回は千葉県で起こりましたが、少し前は長野県で、その他にも全国で後を絶たないです。

たいがいは避妊・去勢手術をしなかった結末が原因です。

動物は本能で《繁殖期=発情期》という時期があります。一般的に猫は春先から晩秋までといわれ、犬は最近1年中だともいわれてます。

子孫を残すために生き物は繁殖能力があるわけですので、それは自然の摂理なんですが、絶滅危惧種でない限りリスクのわからない動物に対して自然任せ本能任せはダメです。それは【無責任】というもの。

今、獣医さんで避妊去勢手術をしてもらうと、1回につき約10,000円〜15,000円かかります。

単純計算しても10匹なら10万円。それでは放っておく人も出てきてしまうでしょう…安くないもん!

Rinneが提携している《動物保護団体》の方にいろんなお話を聞くと、そりゃあかなりの自己負担があって大変そうですから。…エサ代だけで月に何万円、居住スペースの確保とその費用、排泄関連の費用に医療費などもかかるわけですし、とにかく頭数が多いと莫大な金額になります。

なので、もっと避妊去勢の手術代を国が負担して、動物病院で飼い主が支払う額を安くしてくれればイイんでよ。半額〜3分の1程度にならないんでしょうか。

人間の健康保険制度のように、動物も避妊去勢手術だけでも保険が適用されればイイんですよ。1割とか3割負担で、例えば1,000〜3,000円くらいでやってもらえれば連れて行くでしょう。

今、愛知県が管轄の《動物保護管理センター》から犬猫を迎える時は、事前に必ず避妊去勢手術を行なってからの譲渡になりました。もちろん譲渡の時にその費用は里親さん持ちですけどね。

Rinneが毎度提案する《ペットの終活》に関してもそうですが、《不幸な繁殖》がなくなるように避妊去勢についても、もっと幅広く知ってもらう必要があると思います。

ただ《可愛いから》で飼うのではなく、《命》を扱う責任と自覚を持って迎えないといけませんよね。…ペットと人間との共存・共生、共に終生幸せでいられるように。

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