おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。ここ数日、風も穏やかで、春の陽射したっぷりのポカポカ陽気が続いています。『良き、良き…』と、平安チックに空を見上げながら心もおっとりしています。
うちではもうすでに《五月》です。
季節先取りで、鯉のぼりや兜・五月人形も出して薫風の五月たけなわになっています。
さて、話は本題に。
今日のアイキャッチの写真は、今朝の中日新聞に載っていた記事です。
ペットの医療過誤訴訟で慰謝料100万円を含む計130万円の賠償を命じたというものです。
かいつまんで説明しますと、三重県松阪市の40代の夫婦が飼っていた《トイプードルのキャンディちゃん》が、獣医師側の医療事故が原因で衰弱死し、その裁判の中で『キャンディは子供のような存在だった。動物をただの《物》ではなく《命あるもの》として扱ってもらえたら』と飼い主の男性は話したそうです。
弁護士も『時代の流れに沿った判決』と述べたそうです。そして、『社会的に動物の扱いは変わってきている。食事や医療費などペットにかける金額も増え、亡くなれば家族同然に丁寧に葬る』と指摘しています。
そうなんです!今やペットは《家族の一員》なんです。
でも、例えば捨て猫や迷い犬を拾ったり保護して交番や警察に届けます。そうすると《拾得物=落とし物》扱いになるんです。
ホント私たちペット大好き人間は声を大にして言いたいです!『ペットは物じゃない!《命》です!』と。
Rinneをご利用くださったご家族の中にも『もしかした《医療ミス》で亡くなっちゃったのかも…』と悲しんでおられた方もありました。でも、その辺りは不確実なんですよね…もの言えぬ子たちだから。
この前も、動物病院で治療してもらった帰りの車の中で急変して息を引き取ったという子のご葬儀をしました。
『なんだったのか、本当にわからない!』『動物病院へ連れて行かなきゃ良かったのかも』とか『あんな処置してもらわなくても良かった!』と悲しみ嘆くご家族を見ています。
ペットの医療過誤の裁判は、今までは《財産的損害=物を壊した》と見られて、数万円程度の賠償しか出なかったのですが、その額が段々上がってきています。
『動物病院や獣医師を訴えることができる認識が社会に広まった』と地裁側も言ってます。
大切に大切に育てているご家族からすれば《当然》のことだと私も思います。
今や《かけがえのない存在である家族の一員のペット》という地位を確立していると言っても過言ではない世の中になっています。
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