『おはよう』がいっぱい

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの母 浅香です。

今日はRinneの定休日で、いつもよりまったりしています。

起床時間も、いつもより遅い5時半でした。…おいおい、いつもより遅くて5時か〜い。

今日はすばる(うちの柴犬)の散歩も遅く、NHKのEテレの《0655》を見終わってから、7時に出かけました。

いつも大体5時半には出かけ、そこから1時間がお散歩タイム。まだ辺りは真っ暗、みんな寝静まっています。もちろん人けはなく、いるとしたら新聞配達のバイクだけ。なので、もちろん《無言》で散歩してます。

ところが今日は7時過ぎてからの散歩だったので、いろんな人に会いました。

まず、うちのお隣のSさんの奥さんと飼い犬のちくわ君。『おはようございます』『ワンワンワン』とご挨拶。

次に自転車で通学中の女子高校生。急いで立ち漕ぎしながら『おはようございます』と。…気をつけて行ってらっしゃい。

その次が、自転車に乗ったジャージ姿の、前歯が抜けたおっちゃん。なぜか自転車の前カゴとうしろの荷台には《空き缶》がいっぱい積んでありました。…あの〜、今日は《ビニールゴミ》の日なんですけど。空き缶は明日ですよ。すばるを見た瞬間に怖そうな顔がゆるみニコッとされ、抜けた前歯が余計に目立ちながらも『お〜おはよ〜』と。…犬好きな優しい方なんでしょうね。

そのあと信号交差点に差しかかり、横断歩道を渡る時に《旗当番=通学児童の見守りの保護者》の若いママさんが『おはようございま〜す。わぁ、可愛い』と。…ちなみに『可愛い』と言われたのはすばるです。おい!当たり前やないか!還暦過ぎのおばちゃんが可愛いはずないやろ。

少し歩いて、また横断歩道(今度は信号のないところ)を渡る時、再び旗当番のおじいちゃんが車を停めてくれ、大きな声でハッキリと『おはようございます!』と。もうすぐ登校で通る小学生にも、この威厳のある声で言うんでしょうね。

細い道に入ると、手押し車にビニール・プラスチックゴミを積んだ、半纏を着たおばあちゃんが背中を丸めながら『はい、おはようございます。寒いねぇ』と。…そうです、今日はビニールゴミの日です。寒いですね、でも半纏が暖かそう。

おばあちゃんとすれ違うやいなや、前から、皮のカバンを脇に挟み、ネクタイを首に無謀さに巻いたまま焦って締めながら小走りに急ぐサラリーマン風の若い兄ちゃんが、息を切らせて『お・はよ〜ござい・ます』と。…これでトーストをかじりながらだったら、まさに何かのドラマかCMのワンシーンみたいでした。でも、その人、タクシーを待たせていて、急いで乗って行かれました。あら、ちょっとリッチな方ですか?

そんな光景を見ていたら、後ろからニコニコしたおっちゃんが『おはよ〜』と。…ええ、なんか親しげだけど、私、おっちゃんのこと知らんけど。これもすばるを見てニコニコされたのかなぁ?…犬猫の効果は絶対だなぁ。

そしてそのあと自転車に乗って通勤しているっぽい外国人労働者の一行が5〜6人『おはよ・ごじゃいま〜しゅ』『はい・じゃま〜しゅ』と私たちを追い越して行きました。

最後は、すばるのお散歩中に時々会う《黒柴・かげはや君》が『ワンワンワンワン!』と、私たちを見つけて吠えてくれました。

ふと道端を見ると、素朴な《野菊》が優しくいっぱい咲いていました。まるで『おはよ〜。今日も1日がステキに過ごせるとイイね』と言ってくれてるようでした。私も『野菊さん、きれい!おはようございます』と写真を撮ってアイキャッチに載せました。

今日は散歩の時間が少し遅くなっただけで、こんなにたくさんの人と挨拶を交わすことができて幸せでした。

気持ちのイイ朝に、気持ち良く元気に『おはようございます』と言うと、『あ〜今日も生きてる!ありがたい!』という感謝が湧いてきます。さあ、今日も素晴らしい日にしましょう!

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