魂の転生 その3

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。

昨日の昼間は暖かかったですねぇ。日差したっぷりのうちのリビングで、猫たちはポカポカになってグッスリ寝てましたし、サンルームに出ていたすばる(うちの柴犬)は暑そうだったので窓を開けてました。

でも、今週末は北風が強く吹いてグッと冷えるそうですから、くれぐれも体調管理してくださいねぇ。

さて、今日も引き続き《魂の転生》のことを書きます。

昨日までのおさらいです。人は亡くなると《あの世》でいろんな十王の審問を受けます。生前の善業や悪業を振り返り、どれだけの功徳を積んだかでその後の行く場所が決まります。

それを四十九日の間に行います。まあ、49日間裁判が行われると思ってください。そして、罪状認否があり判決公判となるわけです。昨日も書きましたが《控訴》はできません。即日判決確定です。

で、もちろん《弁護人》もいません。が、《証人尋問》のようなことはできます。それが《遺族の追善供養》です。

遺族=証人が『あの人はイイ人だったね』とか『生前こんな良いこともしてくれたよね』と、故人を偲んで手を合わせて供養をしてくれることによって罪が軽減されるのです。

ですから、生きているうちに世のため人のために良い事をたくさんして、功徳を積んでおくことが大切です。日々何事にも感謝しなくてはいけませんね。

四十九日が過ぎると《六道の門》へと進みます。…今日のアイキャッチの写真です。では、詳しくご説明いたします。

①地獄界=地下にある牢獄で、地表から5万キロの地底にあり、あらゆる苦しみの極まった世界である、とあります。…ひぇー!これは恐ろしい。ワヤじゃん!絶対にここへは行きたくないですよねぇ。

②餓鬼界=餓鬼(がき)は地下から天上界までの間に棲み、飲食が得られないために苦しみが止むことはない。もし食を得てもそれを食べることができず、常に飢え渇き苦しむ世界、とあります。…これは、食べ物を粗末たり、他人の労をねぎらわず贅沢三昧したような人が行くところですね。

③畜生界=互いに、他の生物を自己生存の餌食とし、愚痴で貪欲・淫欲だけを持ち、父母兄弟の別なく害し合う世界、とあります。…弱肉強食で、自分が生きるために弱い者を襲い食う。私欲丸出しで、理性のきかないところに行くということですね。ある意味それも怖いなぁ。

④修羅界=嫉妬心が強く悪戯をなし斗争の絶えない世界、とあります。…俗に言う『修羅場じゃん』というようなところなんですね。血みどろの激しい戦いや争いの場、はたまた事件・事故現場、それに加えて痴情のもつれのようなこともありうるわけですよ。これもイヤだわ〜。

⑤人間界=再び人間として生をいとなむ。六道は往来自在で、魂は自覚によって自らを清め、遺族らの供養と如来の加持力にすがり光明の世界へ転生していく、とあります。…ここでもまた《遺族の供養》というのが出てきました。現世にいる私たちは、先祖供養を忘れないようにしないといけませんね。

⑥天上界=天上界は下天、忉利天、夜摩天、兜率天、楽変化天、他化身在天、梵天、有頂天の8つあり、魂の清まるに従って上へ生まれていく。魂の目指すところは天上界を抜けて菩薩や佛の世界である、とあります。…う〜ん、ここまで来るとなんだか意味がよくわからんなぁ。まあ、なにしろここは他のところと比べると、かなりましなところでしょう。

と、このような六道があるワケでして、この6つのうち4つは『ちょっと勘弁して!』って感じのところですよ。6分の4=3分の2は行きたくないところですから、とにかく人間界か天上界へ行けるように功徳を積まなきゃいけませんね。

百か日以降

そして、百か日=平等王(観音菩薩の化身)は、懺悔と自覚が無く、苦しみの多い世界に往来した魂。諭し救いあげる、とあります。

一年(むかわれ)、一周忌を迎える頃には都市王(勢至菩薩の化身)は、いまだ障り多き魂を説き諭し救いあげる、とあります。

三年=三回忌ってことかな?五道転輪王(弥陀如来の化身)の教化により、ほとんどすべての魂が清められ佛界を目指す、とあります。

ということで、今日は3年後のところまでにします。段々色々と諭してもらい少しずつ変わっていくワケですね。実はまだこのあとがあるんですよ。それはまた明日書きますね。

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