依存症

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おはようございます、ペットの葬儀は【ペットメモリアルRinne】にご用命ください。とPRから入る浅香です。

今朝の中日新聞の生活面に《依存症のメカニズム》が載っていました。

5月14日〜20日は《ギャンブル等依存症問題啓発週間》だそうです。

今では誰もが知っている、テレビで流れない日がないくらい有名な米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳の水原一平被告が起こした事件ということで注目されています。

そもそもこの《依存症》というのは、特定の《物》の摂取や《行動》によって神経伝達物質の《ドーパミン》が分泌されることから始まります。

このドーパミンはやる気が出たり、幸福感を得たり、運動や学習、感情、意欲、ホルモン調節などの生命活動と関わっています。特に心の機能と深い繋がりがあります。

例えば何かの作用で(…何か好きなことをして)中枢神経が興奮して快感を得られたとします。その時はドーパミンが放出されて《報酬系》の神経が活性化します。

それが良い方向に働くと、集中力がアップしたりポジティブで意欲的になったりして幸福感が増します。そうなると作業効率も上がりモチベーションの向上にも繋がり自己目標の達成や成功を得ることにもなるでしょう。

ところが、これが悪い方向に働くと、この一時の報酬を『もっともっと』と無意識に求める回路ができてしまい《依存》の状態が形成されてしまいます。

…という難しい話は頭に入ってきませんよね。私も深く考えながら書いてます。

わかりやすく柔らかく書くと、ギャンブルにしろ、お酒(アルコール)にしろ、買い物にしろ、その行為をして『嬉しい』『楽しい』『幸せ』という興奮と快感を得ると、その感情を『もっともっと』に発展するわけです。

でも、普通は《理性》《意識》《理解》が働き『いやいや、これ以上は無理』とか『もう辞めとこう』と自分でブレーキをかけるのですが、《依存回路》ができてしまうとブレーキが効かずアクセル全開になっちゃうわけですねぇ。…もうこうなったら《病気》です。

今私はギャンブルやお酒や買い物と具体例を書きましたが、他にも性行為や窃盗、虐待、DVなど、重大な犯罪に関わってくる依存症もあります。…ジャニー喜多川さんは性行為依存症ですよね。

その他にも《多重飼育崩壊》も動物依存症になると思います。

動物が可愛いし、飼養しているという母性本能のような満足感、はたまた保護したという自己満足、そして動物がなついてくれる喜びなどから次々と迎え、そして避妊・去勢の処置をしないでいるとどんどん増えてしまう…。

そのうち気がつくと周りに迷惑をかけていたり、エサ代等の捻出に困ってしまうということになっているのです。

本人はのめり込んで考え方が《麻痺》しているので依存症とわかってないです。周りの人が気付いて早めに対処するのも必要ですね。…この動物依存症=多頭飼育崩壊は、案外身近にもいますよ!

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