保護犬・保護猫の現状 Part2

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おはようございます、ペットメモリアルRinneの浅香です。昨日は暖かかったですねぇ。もう春真っ盛りの陽気でした。桜の木も『あれれ、なんだか急に暖かいけど、もう咲く時期かい?』と、戸惑ったんじゃないかなぁ。

さて、今日は昨日に引き続き《保護犬》《保護猫》のことを書きます。

知り合いに保護犬を引き取って飼っているSさんという人がいるのですが、彼女から聞いたびっくりな話を書きます。

Sさん宅は現在3匹犬を飼っています。以前は《グレートピレニーズ》という超大型犬を飼っていました。グレピを2匹順に見送り、その後は保護犬の大型犬(ゴールデンレトリーバー)と中型犬(MIX)と小型犬(シーズー)をそれぞれ1匹ずつ迎えました。そして時々、もう1匹大型犬(ラブラドールレトリーバー)を預かっています。

MIXの中型犬は《野犬》、それ以外は《繁殖リタイア犬》だそうです。…しかも粗悪な環境で飼育されていた子たちだったようです。

大型犬のゴールデンとラブは、狭いケージに入れられたまま散歩にも連れて行ってもらえなかったようで、前足には大きな《座りだこ》ができていたり、筋肉が弱って痩せこけた体だったそうです。

シーズーちゃんは年齢の割に身体が弱く、今はもう目は見えない、耳は聞こえない、匂いもよくわからないの三重苦状態で、おまけに認知症にもなっているようです。

野犬だったMIXの中型犬は激しく吠えて、なつくまでにかなり時間を要したようです。

そして、最近の保護活動で驚きの発言があったと教えてくれたのですが、『ええ、それって冗談でじゃなくマジで言ってたの?』と聞き直してしまいました。

あるお宅は、ペットショップで《グレピ》の子犬を買ってきたそうです。数ヶ月でもちろんどんどん大きくなりました。初めて犬を飼う人だったらしく、もてあまして『だって、すっごい大きくなっちゃったんだもん…飼えない』って言って引き取り要請をしてきたそうです。…『大きくなっちゃったって、そりゃそうでしょグレピ(超大型犬)だもん!それ知って買ってきたんじゃないの?』とあきれたそうです。

他にも《コロナ禍》の影響が大きかったようで、安易に子犬を飼ったのはいいけど、排泄で手を焼いたようで『ウンチするからヤダ』と手放した人もいたそうです。…『あのね、ロボットじゃないんだから、犬は当然ウンチします!』って腹が立ったと言ってました。

そうそう、さっき話した散歩にも連れてってもらってなかったゴールデンちゃんは、ずっと家の中にいたし、シャンプーもしてもらったことがなかったようで、水に濡れるということを知らずに育ち、Sさんが雨の日に散歩に連れ出したら、初めての雨に驚いて、上を向いて降ってくる雨をペロペロ舐めまくったそうです。

人間の身勝手な飼育方法で、この子たちの人格いや犬格が変わってしまうというのはなんと恐ろしいことか!

今日のアイキャッチの写真は、うちの《ゆき》ですが、お気楽極楽な顔してます。

人間を信じて、安心して幸せな生活を送れる環境で生涯飼養してあげたいものです。

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